薄太眉
ヘアスタイル及び顔のメイクの仕上がり具合でその方の印象を左右してしまう?!
これは大いに考えられる事ですが、さらに現在、注目されている事があると言います。
それは女性の太い眉毛が復活し、特に自己主張を抑えた“薄太眉”がトレンドとの事。
バブル期では黒々と力強い太眉が流行し、
90年代では逆に人気女性アーティスト風に薄い眉毛が10代以上の女性の間で流行しました。
確かにメイク時での眉を作る時は印象度を高く考える事と思います。
それをヘアスタイルと合わせた時の自己主張がそのまま出ることでしょう。
現在は元からしっかり毛のある眉頭まで描く事は不自然さを印象づけてしまう為、
個人の毛流れを生かしたうぶ毛感のある自然な眉が好印象だそうです。
又、眉毛を上手く作る事で目の大きさを見た目からコントロール出来る事も大きい要因との事。
そして髪や瞳の色との調和も大切で、その人の瞳の色を生かす事も必要な訳です。
カネボウ化粧品美容研究所では、1985年のプラザ合意が起点とされるバブル期の濃太眉は、
同年成立の男女雇用機会均等法に触発された女性の「強さと上昇志向」。
次の10年のコギャル世代に代表される技巧をこらした細眉は「自分探し」。
そして今の薄太眉は「空気を読み、無理をせず、自分だけ目立ちたくない気分。
特にゆとり世代の“気を使ったゆるさ”が表れているとの見解だそうです。
眉にも歴史が見られると考えられるのでしょうか。