髪の毛の曲がり角について
髪の毛のお手入れもタイミングをご自身で見計らう必要がある事を書かせて頂きましたが、
加齢も大きく関わってきます。お肌と同様、髪の毛にも同様に曲がり角がある事も踏まえる必要もあるのです。
“曲がり角”と言うワードは数十年前、大手化粧品メーカーがCMでのキャッチコピーに採用しましたが、
まさにご自身で加齢によるお肌の変化・衰えを把握した上でのお手入れをオススメしたものでした。
そして、髪の毛も同様の状態を経る事は明確であり、その時の状態に対応した方法を取る事が最善策であると思います。
薄毛に進む状態が知人よりも早いペース等はその一例であり、ご自身に合ったお手入れが必要なわけです。
以前発表された花王の研究によると、個人差はありますが、女性の髪は30代から徐々に本数が少なくなり、
それに加えて40代からは髪1本1本が細くなっていきます。
そして、除々に髪の根元がふんわり立ち上がらなくなり、それに伴い分け目の角度が広がっていき、
髪がペチャンコな印象になっていくという過程が出来る事が分かりました。
人はある時、急に現在の状態に気づくケースも多いようで、
上記のような頭部の髪の毛がペチャンコの状態に気づいた時、急にかつらの必要性を感じたりするそうです。
そのような事を避ける為には、年代ごとに可能な限りのチェックを行い、
特に40代に差し掛かる頃は想定される症状を把握して、いつでも対応出来るようにする事をオススメします。