アウトバスタイプトリートメント
ヘアアイロンでの髪をセットする前にアウトバスタイプ(洗い流さない)のトリートメントの使用をオススメさせて頂きましたが、
意外と利用されていない方もみえるようです。今回は商品についてもう少し詳しく説明を。
アウトバスタイプのトリートメントは、一般的に髪を乾かしてからつけるトリートメントを指します。
(反対に入浴時において洗髪後につけるトリートメントをインバスタイプと呼びます。)
アウトバスタイプのトリートメントの大きな特徴として、
洗い流さないことで、成分が髪に長くとどまっているため、効果が高いと感じる方が多いと考えられています。
トリートメントが髪の内部に成分が浸透し、損傷をカバーして髪を健康にするという役割を持ちますが、
アウトバスタイプも同様ですが、インバスタイプとの違いは配合されている界面活性剤にあります。
正式には「陽イオン(カチオン)界面活性剤」と呼びますが、これがインバスタイプの場合、
柔軟・帯電防止・ほこりの吸着防止等の効果がありますが、皮膚に刺激を与えることもある為、
洗い流すことを前提にして多く配合された規格となっています。
アウトバスタイプのトリートメントの場合、髪を乾かしてから付ける為、上記のケースは出にくい訳です。
その為、頭皮への影響は少なくなると考えられています。
アイテムとしてはオイルタイプ・ミルクタイプ・ジェルタイプ・ミストタイプがあり、
使用時にはベタつきから特にオイル系を量を加減する事。
そして髪を熱等からも保護してくれる役目があるので、ヘアアイロン使用時に上手く利用する事が、
ポイントとなると思います。
