ブロー術を再確認
6月に入り、カラ梅雨続きで日中はかなり高い気温になった日もありましたが、
ここに来てようやく梅雨らしい天候になってきたようです。髪の毛の様々な症状も天候もひとつの要因とも言えるのでは?
特に多く見られると言う“髪の毛のパサつき”は髪の保水力が低下して起こり、
酷い場合は表面のキューティクルが剥がれてしまうケースがあります。髪の内部に栄養分が行き届いていない事が原因です。
栄養分が行き届いていない状態になるまでには、まず、髪のお手入れがしっかり行われていない事。
次に偏った食生活や睡眠不足、さらに運動不足が加わり、そのまま続いた生活を送っている事。
そして、天候等の環境の変化。これらが大きな要因とされます。
環境の変化、特に天候は自然の出来事であり、仕方がありませんが、
2番目の食生活や睡眠については意識して改善する事は可能な事項ばかりです。是非、努めるようにして下さい。
そして、髪のお手入れについてですが、意外に間違った方法を行っている方も結構、多いのが現実的にあります。
特に暑い時期に入った時の髪の毛の乾かし方!!
自然乾燥に任せてしまう方が見えますが、これはかえって髪の毛から水分を多く奪ってしまう事になります。
そこでドライヤーを上手に使って、素早く乾かす事が重要なのです。
ドライヤーを利用した正しい“ブロー術”を是非、身につけて欲しいのですが、
気をつけなければならない事は髪の乾かしすぎにご注意!!
正常な髪は水分を12~13%含んでいますが、これが崩れるとツヤが無くなり、枝毛・切れ毛の原因となってしまいます。
ドライヤーの使用時には必ず髪から15cm~20cm離し、同じ箇所に長く熱風を当てないように小さく動かす事が大切となります。
又、濡れた髪を事前にタオルドライを行ったり、ローション等を塗る事もオススメです。
スタイリングには必ず事前に水やスタイリング剤で髪を濡らす事を心掛けて下さい。
使用するドライヤーはマイナスイオンドライヤーがオススメですが、
髪の表面はプラスに帯電しやすく、ホコリなどを寄せ付けやすくなっており、これがオススメの理由。
何故なら、マイナスのイオンを帯びた酸素と空気中の水が結合したマイナスイオンが、
静電気を中和させるだけでなく、髪の表面や髪の内部にまで水分が行き渡る為、
乾燥しやすいブローの際にも髪の適切な水分量がキープ出来るという仕組みであるからです。
以上のように正しくブロー術を理解して、利用して下さい。
