カラーリングについての相談
夏休み直前ぐらいに決まって頂くのが、“カラーリング”。
それも20代前半から半ばの女性の方が多いのですが、結局、お話を聞いてみると髪の毛の痛みの問題なのです。
以前からこのブログではカラーリングについて書かせて頂きましたが、
結局、薬剤を利用して髪を着色させたり、事前に脱色させたりするので、まず、髪の毛にダメージを与えます。
その事に耐えられなかった髪質の方が発覚した症状に戸惑ってしまうのです。
カラーリングについては、まず、髪の毛の内部や外部にダメージを与えるものと踏まえた方がよく、
もっと言うならば、加齢と共に髪の毛も衰えますので、後の事を考えるとしない方が良いと思います。
現在、枝毛や切れ毛の酷さが目立っているようであれば、まず、髪の状態の修復を優先させるべきです。
是非、ヘアケアを優先して頂きたいと思います。
しかし、近年のヘアスタイルはカラーリングも含めて構成する為、
どうしても導入する必要が出てくる場合がございます。この時にいかにダメージを低く出来るかを考えて欲しいと思います。
そして、カラーリングを必要に応じて行う場合、髪の質の悪化を抑えて染める技法“ヘアマニキュア”をオススメ。
これは髪の表面を保護しながら髪の外側に色素を付着させていくカラーリング法であり、
髪へのダメージは少ない事が一番のポイントであり、最近はこの効果を持つトリートメントもございます。
そして、一方では発想を変えたカラーリング法。それはひとつは粉=パウダーを利用し、
振りかけた部分がアクセントとなり、強調させる方法です。こちらはあくまでポイントとして行います。
もう一つは“ヘアチョーク”。文字通り、チョーク状のカラースティックで髪に色をつけていく方法です。
こちらは比較的新しい技法でもあります。
これらを上手に取り入れる事で髪のダメージとヘアスタイルを同時に念頭に浮かべながら、
進めていく事が大切だと思います。