リキッドタイプヘアワックスの使い方
先日、ハードヘアワックスの使い方を再度紹介させて頂きましたが、
このヘアワックスでは一般にファイバーやジェルを使用しているものと液体を使用しているものがございます。
今回は後者の液体規格のヘアワックスについて、書かせて頂きます。
この液体規格のヘアワックスはリキッドタイプとも呼ばれているのですが、
注目を浴びたのが、数年前に某S社が4人の若い男性俳優を使ったCMがきっかけと言われています。
S社にとってもそれまでは、ファイバータイプやジェルタイプのヘアワックスを発売し、
大がかりなCMを展開して来ましたが、美容室専売品のヘアワックスの牙城をどうも結局の所、崩せなかったようです。
今ではナカノやアリミノと言った美容室専売品のヘアワックスは認知度も非常に高まり、取扱い店舗もかなり増えました。
逆にS社のような大手であるメーカーは切り口を変えたと考えられるわけです。
その後、世の中では女性の方も含め、ガーリー系等が流行し始め、特に自然なカールを演出法に人気が高くなりました。
このヘアスタイルでは、当時、ヘアスプレーを使用して仕上げる方法を取られたのですが、
セット後の微妙なアレンジがどうしても出来ないのです。
そこで“リキッドタイプ=液体タイプ”のヘアワックスが注目され、その扱いやすさが評判となりました。
アイテムもべたつきが全くない液体状のものや白くとろみがあるミルクタイプのもの等があり、
手に適量を取って、そのまま使用したい髪の毛の部分につけて調整するだけです。
軽やかでふんわりとした仕上がりで、ナチュラルなニュアンスを演出したい場合はオススメのアイテムと言うわけです。